〔065〕三草山 (424m)

兵庫県加東市

2010年12月25日


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標高差:319m
Road Map :社町からデカンショ街道(R372)を山口に向けて走ると、登山口の表示あり。
Route Map:昭和池入口の登山者駐車場より山頂を往復する。
兵庫100山』   寒中低山ハイク。
兵庫50山に入れて貰えなかった三草山であるが、低山ながら三つの小さなピークを越える尾根歩きは終始展望が良くお気に入りの山である。山歩きだけでなく、ジェットスキーのゲレンデである昭和池にも何度も来ている。
コースタイム 登り:51分、下り:50分
コンクリートで簡単に舗装された荒れた林道は車でも走れるが、凸凹道なので登山者用駐車場に車を停めた方が無難な感じ。
昭和池入口の登山者用駐車場に車を停める。 3時23分に歩き始めが、冬至を少し過ぎただけのこの時期、陽が傾きだしており、暗くなる前に下山したいので少し頑張って歩く。
この岩壁中段までトライアル車が走っていたものだが、ハイカーにとってはジェットスキーもトライアルもうるさいだけなので、環境的には良くなったのだろう。
かつてはトライアル練習で賑わっていた広場に出るが、最近は閑散としている。 バイクの排気騒音で山口の別荘地の住民から苦情が出て、走行禁止になった様だが実態は知らない。 岩壁に排気音が反射して
別荘地に届いたものと思われる。 騒音苦情がジェットスキーのもの
と思った時期があったが、ジェットスキーの騒音は堰堤で遮られて
別荘地までは届かなかった様だ。
高御位山によく似た岩肌の尾根道を登る。
荒れた林道は終わり登山道に入って行く。
くさりが新設されている?、以前はこんな立派な
くさりが無かった様に思うが・・・
左個所の上部。 くさりが要る様な斜面でなく、個人的
にはこんなくさりは不要に思う。 陽が大きく傾き、
写真の中に自分の影が入ってしまった。
振り返れば昭和池の展望であるが見事に逆光で絵にならない。
昭和池は渇水しており水位が随分と下がっている。 春までに水位が戻るのか心配。
”数曽寺”方面の山を見る。
藪扱きさえなければ登りたい山であるが、イバラの薮扱きで懲りてしまった。
”277mピーク”より ”三草山”山頂を見る。 低山ながらアルプス感たっぷりの尾根道だ。
”三草山”はフラットで山頂が判り難いが、大きな樹木が一本あるのでそれが山頂目印となる。
ここから鞍部に下って行く。
もう少し雑木が低ければ、雑木が無ければ最高の道であるが、
兵庫の山では雑木の薄い方なのでこれ以上の贅沢は言えないか。
折角の雰囲気の良い道なのに新設の
くさりが気に喰わない。
この岩道を登れば山頂と思ったが、登り切ると ”九合目”の表示
があった。 合目表示があるのを初めて知ったが、後の合目表示は
見たことがない。 九合目から山頂までは目と鼻の先。
これまで気付かなかったが山頂の立木は良い目印になっている。
51分にて ”三草山”(424m)に着く。
相変わらずの展望の良さであるが、今日の曇り空では見栄えしない。
数名のハイカーは既に下山してしまっていた。
山頂の神社、名前は知らない。
誰も居ないので鳥瞰図の台にカメラをセットして
記念撮影。 今日は3山共、山頂一人ぼっちだった。
”西光寺山”は合っていると思うが、他の山の同定は怪しい。
山座同定の参考にした鳥瞰図。
下山しながら見た ”六甲山”への落陽。 薄雲が広がり綺麗な夕陽とは行かなかった。
どんどん陽が沈んで行くが足元はまだ充分明るい。
夕陽を眺めながら登り時より時間を掛けてゆっくりと下る。
5時12分に車に戻り ”三草山”を終える。
みくさやま